児童扶養手当の現況届を忘れずに!
8月は児童扶養手当の更新がありますね!
現況届を出さなくてはもらえなくなってしまいますから、皆さん忘れずに手続きしましょうね。
ただ所得によって支給されなかったり、支給されても少なかったり、とピンキリです。
そんな児童扶養手当について調べてみました。
児童扶養手当の現況届を忘れずに!
1、児童扶養手当って何?
児童扶養手当とは、父母の離婚などで、父または母と生計を同じくしていない児童が育成される過程の生活の安定と自立の促進に寄与し、児童の福祉の増進を図ることを目的に支給される手当です。
かみ砕いて言うと、ひとり親でも安心して子供を育てられるよう、少しでも家計の足しに使ってね♪ってところでしょうか。
2、支給対象者は?
次のいずれかに該当する18歳に達する日以降の最初の3月31日までにある児童(一定以上の障害の状態にある場合は20歳未満)を監護している母又は監護しかつ生計を同じくする父、もしくは父母に代わってその児童を養育している方に支給されます。
・父母が婚姻を解消(事実婚の解消含む)した後、父又は母と生計を同じくしていない児童
・父又は母が死亡した児童
・父又は母が政令で定める障害の状態にある児童※
※父障害の場合、受給資格者は母又は養育者、母障害の場合、受給資格者は父又は養育者・父又は母の生死が不明である児童
・父又は母が母又は父の申し立てにより保護命令を受けた児童
・父又は母から引き続き1年以上遺棄されている児童
・父又は母が法令により引き続き1年以上拘禁されている児童
・婚姻によらないで生まれた児童
・父母が不明な場合(棄児等)
もちろん条件によっては支給制限がかかることもあるので、何か気になることがあれば問い合わせたり、ネットで確認してみてくださいね!
3、児童扶養手当はいくらもらえるの?
こちらは所得や、育てている子供の人数によっても変わってきます。
私が以前いただいた支給額一覧表によりますと…
月額(平成30年8月支給分から)
児童一人のとき 全部支給*4万2500円 一部支給*4万2490円~1万30円
児童二人目の加算額 全部支給*1万40円加算 一部支給*1万30円~5020円加算
児童三人目以降の加算額(児童一人増すごとに)
全部支給*6020円加算 一部支給*6010円~3010円加算
※一部支給の場合は、所得に応じて10円刻みで減額となります。
ここでわかるのが、子供二人目からはもらえる額が少ないぞ!ということです。
二人目以降は、一人目の額+加算分だけのようです。
例えば、子供二人で全部支給の場合、もらえる額は
4万2500円+1万40円=5万2540円
ということになりますね。
子供を何人も育ててるシングルの人からしたら、1万ほどで育てられるわけないだろ!!!!って感じですよね…。
ちなみにこの金額は物価の変動などによって変わるようなので、今年度の金額と変わっているかもしれないので、参考程度にしてくださいね。
平成31年4月以降の分が金額出ていたので、引用させていただきます。
支給額(平成31年4月現在)
児童1人の場合(本体月額)
全額支給(所得制限額未満)
月額42,910円
一部支給
所得に応じて月額42,900円から10,120円まで10円単位で変動児童2人目の加算額
全部支給:10,140円、一部支給:10,130円から5,070円まで10円単位で変動(所得に応じて決定されます)
児童3人目以降の加算額(1人につき)
全部支給:6,080円、一部支給:6,070円から3,040円まで10円単位で変動(所得に応じて決定されます)※児童扶養手当の額は、物価の変動等に応じて毎年額が改定されます(物価スライド制)。
景気によって変わるんですよね。今回は、消費税増税の影響ですね。
微々たるものですが、少し増えてるのうれしい!
4、所得制限??
下記の図でお分かりのように、すでに児童扶養額変わってましたね…すいません。
所得制限によって全部支給になるか、一部支給になるか変わってきます。
サイトによっては計算方法を提示してくれているところもあるので、気になる方は覗いてみてくださいね。
5、児童扶養手当はいつもらえるの?
今までは4月、8月、12月に4か月分まとめて受け取っていましたが、2019年11月分からは、奇数月に年6回、各2か月分を受け取るようになります。
大体の自治体が支給月の11日に振り込みになっているようなので、今月は支払われていますね。
それ以降の支払いスケジュールは、支払い月が変わる11月に2019年8月分~10月分の3か月分が支払われます。
それ以降は、1・3・5・7・9・11月に、それぞれ支払い月の前月までの2か月分が支払われるようです。
6、手続きの注意点
自治体によって申請期間が設けられているので、なるべくその期間内に手続きをしましょうね。どうしても都合がつかないよ!!という人も、8月中に担当窓口にて手続き出来るようなので、役所に相談してみましょう。
実際に手続きに行く前には、必ず書類に不備がないか、提出する書類については人によって違うので忘れているものはないか、印鑑等も用意してあるか、万全の準備で行ってください。不備があったために二度手間になっては大変です。
いまいち書き方が分からないよ…という人も中にはいて役所に来てから書いている人も見かけますが、ただでさえ待ち時間が長かったりするので、あまりおすすめはしません。
地域によって手続きにかかる時間が違うのかとは思いますが、申請期間にどっと申請者が集まるため、それなりに時間がかかることは考慮したほうが良さそうです。私が申請に行った時は、30分以上は待ちました。何もない中(しかも暑かった)小さい子を連れて申請に来たお母さんは、子供をあやすのに大変そうでした。
まとめ
申請って面倒ですよね…。児童扶養手当の申請は代理人にお願い出来ないので、特に仕事をなかなか休めないのに、平日しか申請できなかったりで、嫌になってしまいますが、お金をもらえるのは本当に助かるので頑張って申請しましょう。
ちなみに、申請時に恋人の有無を聞かれます。(恋人からの金品の援助を確認したいようです)それを知らなかった私は、申請時の担当のお兄さんの顔をまじまじと見ながら(えっ、この人私に好意があるのかしら…)と一瞬勘違いしてしまって、直ぐ気づきましたが何となく恥ずかしい思いをしましたので、どうか皆さんは私のように恥をかくことがありませんように、お気を付けください。笑